「1日1作品所有漫画を紹介するシリーズ」ですが…。
「所有漫画を紹介するシリーズ」に変えさせてください。
毎日はキツイです。
と、言うより、別に毎日じゃなくてもいいじゃないですか。
そんなに見られてないから(笑)。
と、言うわけで、週刊少年サンデーの作品。
この作品、まだ絵柄が現在のような感じでは無いんですよね。
「少年誌」と「劇画」の狭間かな、時期的には。
連載当初は結構「少年誌より」だったんですけどね。
途中から、劇画調に変化してます。
ストーリーも同様で、当初は結構ギャグやラブコメの要素もあったんですけどね。
もちろん「冷静な笑い」はあるんですけど、基本的には劇画チックです。
で、ストーリーは…。
最初は主人公「飛田一八」の父「銀八」がメインです。
3流ゴルファーの銀八が、とある試合で天才と言われるゴルファーのデビュー戦で同じ組に。
途中まではいい勝負をしてるんですけど…。
バンカーショットのミスが続き、最後は逃亡。
当時連載を見ていた僕には結構トラウマなシーンでした。
で、時間が経ち、主人公一八がメインのストーリーへ。
ここからは結構話は劇画チックというか…。
それぞれが抱えた思いが結構「重い」んですよ。
闇抱えた人が多い(笑)。
ただ、そんな中を一八は勝ち上がります。
そして、舞台は世界へ。
10代で国内を席巻して、早くから世界へ。
この当時は「本当漫画って感じ」と思ってましたが…。
宮里藍や石川遼が後に出て来ましたからね。
で、現実に「旗つつみ」みたいなショットがないのと同じで…。
この作品でも基本そういうショットは出て来ません。
かなりリアルなゴルフ漫画だと思います。
特に書き込まれたコース描写は必見ですね。
また実在のゴルファーをモデル(ってかそのまま?)にしたキャラも多数出るので、ゴルフファンにはたまらないんではないんでしょうか。
そして父銀八と一八の最終決戦はかなり見ものです。
戦いの中での二人の言葉はかなり心に刺さります。
特に戦い終えた銀八と一八の会話は感動的で情熱的です。
ジャンプやマガジンじゃなく、サンデーらしい作品ですね。
最終回まで綺麗にストーリーが流れた作品です。
なんか今回はちゃんとした紹介っぽいね(笑)。