『今日から俺は!!』西森博之

「所有漫画を紹介するシリーズ」

なんとかブログもこのシリーズも続いてますね。

誰も読んでないかもしれないけど…。
なんか変な使命感が出てきました。

でも、使命感の使い方を間違えている気がします(笑)。

と、言うわけで、昨年ドラマ化され大ヒット。
リアルタイムで読んでて、昔から知ってる立場からしたら…。

「オレは昔から知っててん」って言いたい気分(笑)。

でも正直ドラマ化が発表された時は…。
「死ぬほどコケるだろうな」って思ってました。

漫画の実写化には実績のある福田監督とはいえ…。
ウマく行ってない例もありましたからね。

どの作品とは言いませんが(笑)。

で、Huluで見れたので、試しに1話を見たんですよ。
そしたらハマったと(笑)。

久しぶりにテレビドラマを見たなと。
配役も「それは違うやろ」って思ってたんですが…。

いや、そう見えてくるんですよね。
「今井最高」みたいな感じで(笑)。

で、基本不良漫画…、というかヤンキー漫画ですけど…。
いい意味でサンデーらしい、サンデーだからこその作品だと思います。

やっぱり雑誌の個性というか、色合いがあるなぁと。

しかし、何がびっくりしたって…。
この作品4000万部も売れてたんだなと。

いや、僕も好きですし、読んでましたけど…。
そこまで売れてたとは…。

で、原作も長期連載で、最後は「ダラダラでグダグダ」になりつつあったんですけど…。
うまいこと最終回まで持って行けたと思います。

いや、最近の漫画は、それが出来てないんですよね。
まあ出来ないのか、させてくれないのかはわかりませんが。

ドラゴンボールでも引っ張って引っ張って42巻って感じだったのに…。
簡単に超えてきますからね、最近は(笑)。

僕的には30巻前後がベストなような気もしますね。
だって、読んでるうちに子供からオッサンになるわけでね、コチラも。

「いつまで漫画読んどるん」って言われるわけですよ(笑)。

まっ、でも懐かしさもありながら、今でも通じる作風なんだなと痛感した次第であります。

で、原作とドラマ共に「三橋と今井の廃ビルでの戦い」がベストなのは言うまでもありません。
あの回を実写化しようと考えた福田監督は…。


すごいですが、結構狂ってると思います(笑)。

『青空しょって』森秀樹

「1日1作品所有漫画を紹介するシリーズ」ですが…。

「所有漫画を紹介するシリーズ」に変えさせてください。
毎日はキツイです。

と、言うより、別に毎日じゃなくてもいいじゃないですか。
そんなに見られてないから(笑)。

と、言うわけで、週刊少年サンデーの作品。

この作品、まだ絵柄が現在のような感じでは無いんですよね。
「少年誌」と「劇画」の狭間かな、時期的には。

連載当初は結構「少年誌より」だったんですけどね。
途中から、劇画調に変化してます。

ストーリーも同様で、当初は結構ギャグやラブコメの要素もあったんですけどね。

もちろん「冷静な笑い」はあるんですけど、基本的には劇画チックです。

で、ストーリーは…。
最初は主人公「飛田一八」の父「銀八」がメインです。

3流ゴルファーの銀八が、とある試合で天才と言われるゴルファーのデビュー戦で同じ組に。
途中まではいい勝負をしてるんですけど…。

バンカーショットのミスが続き、最後は逃亡。
当時連載を見ていた僕には結構トラウマなシーンでした。

で、時間が経ち、主人公一八がメインのストーリーへ。
ここからは結構話は劇画チックというか…。

それぞれが抱えた思いが結構「重い」んですよ。
闇抱えた人が多い(笑)。

ただ、そんな中を一八は勝ち上がります。
そして、舞台は世界へ。

10代で国内を席巻して、早くから世界へ。
この当時は「本当漫画って感じ」と思ってましたが…。

宮里藍や石川遼が後に出て来ましたからね。

で、現実に「旗つつみ」みたいなショットがないのと同じで…。
この作品でも基本そういうショットは出て来ません。

かなりリアルなゴルフ漫画だと思います。
特に書き込まれたコース描写は必見ですね。

また実在のゴルファーをモデル(ってかそのまま?)にしたキャラも多数出るので、ゴルフファンにはたまらないんではないんでしょうか。

そして父銀八と一八の最終決戦はかなり見ものです。
戦いの中での二人の言葉はかなり心に刺さります。

特に戦い終えた銀八と一八の会話は感動的で情熱的です。

ジャンプやマガジンじゃなく、サンデーらしい作品ですね。

最終回まで綺麗にストーリーが流れた作品です。

なんか今回はちゃんとした紹介っぽいね(笑)。

『戦国甲子園』桐山光侍

さてさて「1日1作品所有漫画を紹介する」シリーズ。

第4弾。
これで三日坊主は脱出。

なので、もう終わりにしてもいいかなと考えています(笑)。

というより「所有漫画紹介シリーズ」という言い方に変えたいかなと。
毎日はキツイというか…。

「何やってんだオレ?」的な感覚が強すぎる(笑)。

と、いうわけでこれまた週刊少年サンデーからの作品。
まあ本棚にそう分けてるんだから、続くのは当たり前なんだけどね(笑)。

デストロイヤーの訃報があったので「プロレススーパースター列伝」を紹介しようかとも考えたんですけどね。
まあある意味、そこは時間をおいて、さらに時間をかけてじっくり紹介したいかなと。

ってなわけで、この作品は…。

「高校野球漫画」ですね。
「タッチ」とか「H2」とかと同じジャンルですね。

うん、違うか(笑)。

あっ、言っておきますが、僕作品を紹介する時に…。
「読み返す」ということは原則しておりません。

投稿した後に「久しぶりに読むか」ということはあります。
まあまだ4作品めだけど(笑)。

当時の記憶で書くのが面白いかなと。
読まれてないと思うけど(笑)。

え〜、内容は…。
甲子園大会決勝戦。

延長18回の表に、石田高校が0対0の均衡を破るホームランで1点リード。
「まだ裏の攻撃がある!」と気持ちを高める徳川高校。

しかし、天候がさらに悪くなったために、試合はここで中止。
石田高校が優勝。

そして、その無念を晴らすために、その時の9人の選手の息子が集結。
で、石田高校打倒のために甲子園を目指す。

つまりは里見八犬伝の野球版ですね。

で、登場する選手が、かなりメチャクチャです。

ピッチャーは165㎞の速球を投げ…。
変化球も150㎞以上。

「そんなヤツおらんやろ」って思ってたら、大谷くんの登場。
彼は漫画を超えた(笑)。

で、キャッチャーは打てば100パーセントの確率でホームラン。

他の選手もものすごい特技の持ち主だらけ。

しかし、そんな彼らでも予選大会では苦しめられます。
球が分身したり、ナックルボールで凡退したり…。

まあ実際に苦戦したのは2試合だけなんですけどね(笑)。

でもなんとか甲子園出場。

しかし、石田高校は甲子園を棄権。

「裏甲子園」みたいなのを開催して、そこで徳川高校と戦うと。

まあこんな感じです。
で、連載では最終回まで描かれています。

しかし、単行本は6巻まで。
最終回が収録されるべきはずの7巻は発売されていません。

作者がサンデーからジャンプに電撃移籍したことが原因と言われています。

で、僕はたまたまその「最後の戦い」を読んでたんですよ、リアルタイムで。
9犬士最後の戦士が、実は石田高校(1塁を守ってた)にいて…。

いろいろあって、9人揃って同点に追いついて…。
最後は、みんなが肩を組んで笑顔で地下球場から出てきます。

そして、その22年後の様子を描いたのが最終回。
9犬士はその後どうなったか不明。

石田高校のエースピッチャー幽斎はプロ野球に入団。
40歳で30勝しているという活躍。

ちなみに徳川高校と石田高校の勝敗は結局語られていません。

で、当時のマネージャーが徳川高校の監督となって…。
そこに当時の9犬士の息子たちが集結して話は終わります。

僕の記憶ではそういうお話でした。

ちなみに一番ありえない部分が…。

石田高校の幽斎は300㎞のボールを投げます(笑)。

『スプリンター』小山ゆう

三日坊主は避けようと思ってたら、危うく実現するところだった(笑)。

今だに「誰か読んでるの?」と思うのだが…。
そんなことは考えないようにしよう。

考えだすと内容がアレになるし、そもそもブログを否定することになる(笑)。

ってなわけで、引き続き週刊少年サンデーに連載していた作品である。

ウチは食堂を営んでるので、お店に週刊誌が結構置いてあった。
両親が漫画好きなのもあって、ジャンプやマガジンそしてサンデーとかが置いてあった。

なので、この漫画もリアルタイムで読んでたかな。
ただ、最初の方のストーリーは覚えてない。

と、言うか読んでなかったなと。
このころは連載途中の漫画でも、普通に読んでたなと。

今は、もうね…。
単行本がメインになりつつあるので、ジャンプとか読む漫画がない。

結構暗黒期に入りつつあると思う(笑)。

で、話を戻すと…。
本当の最初のストーリーはリアルタイムで読んでなかったんだけど、単行本の2巻あたりのストーリーからは読んでたかな。

まあ簡単に言うと「世界一の短距離選手を目指す」という内容。
ただ登場人物がかなり濃い。

作品としては「がんばれ元気」とか「お〜い!竜馬」とか「あずみ」が有名な小山センセだけど…。
この作品も外せないのかなと。

かなり「精神的にいっちゃってる」漫画です。
ただ当時僕は小学生で、足が遅かったので「カッコいいな」と憧れもあり読んでましたね。

肉体的に不利を抱える中で「精神的な力で潜在能力を引き出す」というちょっとアレな考え方で主人公は9秒台に突入するんですが…。

まあかなり飛んでます(笑)。

ただ面白いですよ、今読み返しても。

で、最終目標は「人類史上最速」で…。
「この地球上で永遠に破られない記録を出す」というのが到達点となってます。

ただ、途中までは9.91とか具体的な数字が出るんですが…。
最終回で主人公がどういう記録を出したかは不明のまま終わります。

今読んだら「なるほど、こういう終わり方か」とある程度納得できるんですが…。
当時は「えっ?」って思いました。

多分、今のようにネットが活用できるなら、苦情メールを送っていたと思います(笑)。

ただ、当時はウサインボルトの出現とか考えてないわけですから…。

記録をはっきりと数字で出さなかったのは正解だと思いますね。

僕的にはベンジョンソンが9.79出した時に「アリエナイ!」って思いましたけどね。
で、その時に「スプリンターの光なら…」とか考えましたね(笑)。

まあ日本人でも9秒台のスプリンターが出て、「これから続々と?」とか「東京オリンピックに向けて」という時なので、今読んでみるのも面白いかなと思います。

ただ、女子の100メートルの世界では、漫画でも今だにジョイナーに全然追いついてないんだよね。

そこらへんに挑戦する漫画とか誰か描かないかなって思ってるんですけどね。

まあたわごとはコレくらいで…。

「1日に所有漫画を1作品紹介する」シリーズを終了します。

あ〜、意味不明な内容(笑)。

『タッチ 』あだち充

「1日に1作品、所有している漫画を紹介する」シリーズ。

なんとか2日目に突入。
どこまで続けられるであろうか、自分自身も不明。

不安はないが、読んでる人もいないと思う。
じゃあなんで書いてんの?

そこに漫画があるから。
あと、意外と時間がある…。

と、言うかやっぱりこういうの紹介するの嫌いじゃないからだろう(笑)。

で、本棚の端から順番に紹介しているわけですよ。
一応、作者や掲載雑誌で大まかには分類して本棚には並べてます。

なので、しばらくはサンデー系の漫画が続くのかなと。

で、週刊少年サンデーを語る上で、この漫画はやはり外せないのかなと。
「サンデーっぽい」っていう漫画のスタイルを作り上げたというか、「っぽい」のを象徴しているような内容かな。

どの作品読んでも、不思議な爽やかさというか…。
爽快感が味わえる気がする。

本当の意味での「悪人」ってのが出てこないのでね。

で、内容は今更僕が説明するまでもないかな。
じゃあ、紹介する意味もないか。

それだとそもそも論として、ブログが必要なくなると。
ダメだ、そこまでそもそも論で語ったら(笑)。

ってなわけで、例えるなら…。
「マラソンの宗兄弟の野球版」ですかね。

はい、この例えは大失敗ですね。
だいたい「宗兄弟」通じないっての。

僕が今よくやるミスで…。

スタジオに来る人間に普通に「僕の世代にしか通じない話題」で話しかけてしまうこと。
今ウチのスタジオにくるのは20代が多いわけですよ。

つまりは僕と20歳以上離れてると。

もう世代が違うというか…。
下手すりゃ親子ですよ。

そこに普通に同級生に話しかけるみたいに、ネタ振ってもね。
通じねえって話(笑)。

この作品もよく考えたら、実際に読んだこともアニメ見たことも世代もいるだろうしね。
いや、ウチのスタジオに来る人間がそうだ(笑)。

でも、先ほど「爽やか」とか「爽快感」とか言ったけど…。
タッチの前半は、意外とダークな部分があるような気もしますね。

もちろん前面には出てこないんだけど…。
違う作者が描いたら、結構ドロドロの話になりそう。

さだやす圭とかが描いたら、また面白いだろうね。
「たっつあんのアホンダラァ」みたいな感じで(笑)。

はい、話が大きく逸れましたね。

で、簡単にいうと「双子の兄弟で、弟はすごいピッチャー」ってところから始まります。
しかし、実は兄貴は天才ピッチャーだったと。

野球初めて、あの期間で甲子園優勝できるんですから天才でしょう。
練習シーンもそんなに出てこないし(笑)。

ってか、何気にこの作品を「最後まで読んだ」って人は少ないのかな?
僕は漫画を大人買いできるようになってから、最終回まで読みましたね。

サンデーで読んでるときは、結構飛び飛びで読んでましたしね。

あと「野球部=丸刈り」って認識を大きく変えたかな。
まあそれ以前にもあったとは思うんですけどね。

丸刈りじゃない野球部員。

でもライバルの新田くんみたいなキャラはいなかったなと。

まあ「野球漫画」というジャンルでひとくくりにはできない作品ですかね。
だって、そのジャンルわけだと「ドカベン」とか「キャプテン」と同じくくりになるわけですからね。

ちょっとあそこで流れてる汗と、タッチは違うかなと。

清涼飲料水とビールくらい違う(笑)。

ってなわけで、何も紹介できませんでした。

でも、なんとか続けていけたらと思います。

来年読み返して「バカかこいつ」って自分に突っ込むのが目標です。

今のところ知り合いから「読んでるよ」という声も聞こえないので…。

このままヒッソリと変な道を突き進みます(笑)。

『H2』あだち充

「1日に1作品、所有している漫画を紹介する」シリーズ。

おそらく長続きはしないだろうが、まあいいだろう(笑)。

で、本棚に並んでる順番に沿って紹介することにしよう。
この作業が全部終われば、僕の手元には完全なる漫画データベースが出来上がるというわけだ。

うん、その気になったら半日でできるんじゃないかなと思うけど(笑)。

まあとりあえず始めてみよう。

ってなわけで、一発目はこの漫画。
分類的には「スポーツ漫画」でいいのだろうか?

スポーツ漫画として捉えるなら「野球」なので…。
ドカベンとかと同じところに分類されるということになる。

ってか、「なんと孫六」も「野球漫画」に分類したら…。
この3作品は「同じジャンル」ということになる。

しかし、それでいいのだろうか?
犬と猿と猫を「哺乳類」で一括りにしているような感じがする。

まあこの例えがあってるのかも、どうかなって感じなんだけど(笑)。

ってか、こんなこと言ってたら先に進まないから…。
「野球漫画」として話を進めることにしよう。

で、どんな漫画かと言うと…。

「高校時代の松坂みたいなピッチャーと、高校時代の松井みたいなバッター」が登場する。
そうなのだ、主人公である2人は物凄い野球の才能があり、努力家でもある。

能力は超高校級。
例えるなら、まあやはり松坂と松井ということになる。

ただあくまで「能力」のことであり、ルックス面のことではない。
いや、別にディスっているわけでもない(笑)。

ただ主人公(と言っても、完全に主人公とは言えない)のバッターは右打ちなので…。
松井というよりはキヨ…なんとかと言うほうがふさわしい…。

いや、高校時代の松井はサードを守っていたので、やはり松井にしておこう。
あっちのなんとかハラは今は例えに使いにくいから(笑)。

で、そんなすごい二人が可愛いこともあれこれしながら学園生活と野球生活を行い…。
そして甲子園に出て、二人は対決する。

で、お互いに可愛い彼女とハッピーになる。
そういう漫画である。

つまりは「そんなことあるわけないだろう」という漫画だ。

決してひがんでいるわけではない。
そんなことは起こり得ないのだ。

だから漫画なのだ(笑)。

確かに野球部はモテる要素が他のスポーツより強目と言ってもいいだろう。
なんせ昔は高校スポーツの花形は野球であった。

今も他のスポーツに押されてるとは言え、日本ではやはり野球が一番だろう。
だから、野球部員がモテるのは否定しない。

しかし、実際に甲子園に出て大活躍する選手に…。

そんな平穏でハッピーな生活が待ってるのだろうか。
才能だけで活躍できるほど現代高校野球は甘くない。

松坂や松井クラスになるとその努力もハンパないだろう。
だから、そんな美味しい話…。

いや、浮ついた話が…。

すいません、かなり趣旨と外れた内容になってきたなと。

で、あんまり悪人が出てこないので、読んでて爽やかな気分にはなれます。
ただ、高校生ってあんなにサラッと深い言葉いえないだろうけど(笑)。

しかし、そこは漫画。
随所にあだち充センセらしい、台詞回しが効いてます。

というわけで、僕はこの作品は好きですし…。

松坂も松井も好きですので。

くれぐれも誤解のないように。
そして結論としてこの漫画は「野球ラブコメ漫画」だと言うことだ。

そして、このシリーズは早く打ち切りになりそうな予感がしてならない(笑)。