『タッチ 』あだち充

「1日に1作品、所有している漫画を紹介する」シリーズ。

なんとか2日目に突入。
どこまで続けられるであろうか、自分自身も不明。

不安はないが、読んでる人もいないと思う。
じゃあなんで書いてんの?

そこに漫画があるから。
あと、意外と時間がある…。

と、言うかやっぱりこういうの紹介するの嫌いじゃないからだろう(笑)。

で、本棚の端から順番に紹介しているわけですよ。
一応、作者や掲載雑誌で大まかには分類して本棚には並べてます。

なので、しばらくはサンデー系の漫画が続くのかなと。

で、週刊少年サンデーを語る上で、この漫画はやはり外せないのかなと。
「サンデーっぽい」っていう漫画のスタイルを作り上げたというか、「っぽい」のを象徴しているような内容かな。

どの作品読んでも、不思議な爽やかさというか…。
爽快感が味わえる気がする。

本当の意味での「悪人」ってのが出てこないのでね。

で、内容は今更僕が説明するまでもないかな。
じゃあ、紹介する意味もないか。

それだとそもそも論として、ブログが必要なくなると。
ダメだ、そこまでそもそも論で語ったら(笑)。

ってなわけで、例えるなら…。
「マラソンの宗兄弟の野球版」ですかね。

はい、この例えは大失敗ですね。
だいたい「宗兄弟」通じないっての。

僕が今よくやるミスで…。

スタジオに来る人間に普通に「僕の世代にしか通じない話題」で話しかけてしまうこと。
今ウチのスタジオにくるのは20代が多いわけですよ。

つまりは僕と20歳以上離れてると。

もう世代が違うというか…。
下手すりゃ親子ですよ。

そこに普通に同級生に話しかけるみたいに、ネタ振ってもね。
通じねえって話(笑)。

この作品もよく考えたら、実際に読んだこともアニメ見たことも世代もいるだろうしね。
いや、ウチのスタジオに来る人間がそうだ(笑)。

でも、先ほど「爽やか」とか「爽快感」とか言ったけど…。
タッチの前半は、意外とダークな部分があるような気もしますね。

もちろん前面には出てこないんだけど…。
違う作者が描いたら、結構ドロドロの話になりそう。

さだやす圭とかが描いたら、また面白いだろうね。
「たっつあんのアホンダラァ」みたいな感じで(笑)。

はい、話が大きく逸れましたね。

で、簡単にいうと「双子の兄弟で、弟はすごいピッチャー」ってところから始まります。
しかし、実は兄貴は天才ピッチャーだったと。

野球初めて、あの期間で甲子園優勝できるんですから天才でしょう。
練習シーンもそんなに出てこないし(笑)。

ってか、何気にこの作品を「最後まで読んだ」って人は少ないのかな?
僕は漫画を大人買いできるようになってから、最終回まで読みましたね。

サンデーで読んでるときは、結構飛び飛びで読んでましたしね。

あと「野球部=丸刈り」って認識を大きく変えたかな。
まあそれ以前にもあったとは思うんですけどね。

丸刈りじゃない野球部員。

でもライバルの新田くんみたいなキャラはいなかったなと。

まあ「野球漫画」というジャンルでひとくくりにはできない作品ですかね。
だって、そのジャンルわけだと「ドカベン」とか「キャプテン」と同じくくりになるわけですからね。

ちょっとあそこで流れてる汗と、タッチは違うかなと。

清涼飲料水とビールくらい違う(笑)。

ってなわけで、何も紹介できませんでした。

でも、なんとか続けていけたらと思います。

来年読み返して「バカかこいつ」って自分に突っ込むのが目標です。

今のところ知り合いから「読んでるよ」という声も聞こえないので…。

このままヒッソリと変な道を突き進みます(笑)。

『H2』あだち充

「1日に1作品、所有している漫画を紹介する」シリーズ。

おそらく長続きはしないだろうが、まあいいだろう(笑)。

で、本棚に並んでる順番に沿って紹介することにしよう。
この作業が全部終われば、僕の手元には完全なる漫画データベースが出来上がるというわけだ。

うん、その気になったら半日でできるんじゃないかなと思うけど(笑)。

まあとりあえず始めてみよう。

ってなわけで、一発目はこの漫画。
分類的には「スポーツ漫画」でいいのだろうか?

スポーツ漫画として捉えるなら「野球」なので…。
ドカベンとかと同じところに分類されるということになる。

ってか、「なんと孫六」も「野球漫画」に分類したら…。
この3作品は「同じジャンル」ということになる。

しかし、それでいいのだろうか?
犬と猿と猫を「哺乳類」で一括りにしているような感じがする。

まあこの例えがあってるのかも、どうかなって感じなんだけど(笑)。

ってか、こんなこと言ってたら先に進まないから…。
「野球漫画」として話を進めることにしよう。

で、どんな漫画かと言うと…。

「高校時代の松坂みたいなピッチャーと、高校時代の松井みたいなバッター」が登場する。
そうなのだ、主人公である2人は物凄い野球の才能があり、努力家でもある。

能力は超高校級。
例えるなら、まあやはり松坂と松井ということになる。

ただあくまで「能力」のことであり、ルックス面のことではない。
いや、別にディスっているわけでもない(笑)。

ただ主人公(と言っても、完全に主人公とは言えない)のバッターは右打ちなので…。
松井というよりはキヨ…なんとかと言うほうがふさわしい…。

いや、高校時代の松井はサードを守っていたので、やはり松井にしておこう。
あっちのなんとかハラは今は例えに使いにくいから(笑)。

で、そんなすごい二人が可愛いこともあれこれしながら学園生活と野球生活を行い…。
そして甲子園に出て、二人は対決する。

で、お互いに可愛い彼女とハッピーになる。
そういう漫画である。

つまりは「そんなことあるわけないだろう」という漫画だ。

決してひがんでいるわけではない。
そんなことは起こり得ないのだ。

だから漫画なのだ(笑)。

確かに野球部はモテる要素が他のスポーツより強目と言ってもいいだろう。
なんせ昔は高校スポーツの花形は野球であった。

今も他のスポーツに押されてるとは言え、日本ではやはり野球が一番だろう。
だから、野球部員がモテるのは否定しない。

しかし、実際に甲子園に出て大活躍する選手に…。

そんな平穏でハッピーな生活が待ってるのだろうか。
才能だけで活躍できるほど現代高校野球は甘くない。

松坂や松井クラスになるとその努力もハンパないだろう。
だから、そんな美味しい話…。

いや、浮ついた話が…。

すいません、かなり趣旨と外れた内容になってきたなと。

で、あんまり悪人が出てこないので、読んでて爽やかな気分にはなれます。
ただ、高校生ってあんなにサラッと深い言葉いえないだろうけど(笑)。

しかし、そこは漫画。
随所にあだち充センセらしい、台詞回しが効いてます。

というわけで、僕はこの作品は好きですし…。

松坂も松井も好きですので。

くれぐれも誤解のないように。
そして結論としてこの漫画は「野球ラブコメ漫画」だと言うことだ。

そして、このシリーズは早く打ち切りになりそうな予感がしてならない(笑)。